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事業案内

1.調査研究事業

電気工事業及び関連事業の健全な発展を図ることを目的として、適正で合理的な入札契約制度、技術・安全・環境保全、企業合理化、人材の確保・育成等に関する調査研究事業を行う。

(1) 適正で合理的な入札契約制度の推進

①入札契約制度に関する説明会
 国及び東京都の入札契約制度改正等に伴う変更点について説明会を開催し、入札契約制度への適切な対応を図る。

②独立行政法人等との意見交換会
 分離発注の拡充等、入札契約制度について意見交換を行い、入札契約の適正化を推進するとともに、価格や品質において総合的に優れた施設の建設を促す。

③官公庁との意見交換会
 官公庁等の発注機関との意見交換を通じて、入札契約の適正化を推進し、価格と品質で総合的に優れた社会資本を整備することにより、国民・都民の安全で安心な生活を確保する。

(2) 技術・安全・環境保全施策の推進

①電気工事技術の総合対策
 電気工事施工技術の向上や近代化に関する調査研究を推進するとともに、太陽光発電や風力発電等、最新のエネルギー問題に関連した技術の普及を図る。

②安全衛生対策
 安全衛生に関する各種事業を通じて、店社や事業場における安全衛生意識の向上を図る。

③IT事例発表会
 ITに関する講演及び事例発表を行うことにより、関連企業のDX化支援を行い、業界の発展向上を図る。

(3) 企業合理化の推進

①電気工事に関する資料収集等
 工事費の適正化や工事現場で発生する諸問題に関する情報を収集分析、提供することにより、電気工事業界における企業合理化に資する。

②働き方改革等への取り組み
 企業経営に関するセミナーの開催や働き方改革の推進に向けた情報の収集・分析及び提供を行うことにより、企業経営の合理化を支援し、業界の発展向上を図る。

(4) 人材の確保・育成施策の推進

①電気工事に関する技能の向上及び教育
 電気工事施工技術や安全衛生等に関する講演会、講習会を実施する。

②理系学校等に対する業界の理解促進及び情報発信
 理系の大学、専門学校、高等学校及び都立職業能力開発センター等と情報交換を行うことにより、学生の業界への理解促進と人材確保を図る。

③電設業界合同フェア
 理系大学生を対象に現場見学会を開催することにより、電気設備に関する教育の場を提供するとともに、電気工事に対する知識の向上を図る。

④電気工事業界フォーラム
 会員企業が合同で、電気工事業界に関心のある理系大学生等に対して業界での仕事の内容等を解りやすく説明することにより、業界における若手人材確保の促進を図る。

2.普及啓発事業

調査研究事業による成果及び検討の経過をイベントや広報媒体を通じて発表し、同種事業を実施する関係団体等に対して普及啓発を行う。

(1) 電気工事士技能競技大会

 電気工事士の技能・技術の向上を図るとともに、電気設備の安全、施工品質の確保の重要性を広く一般に周知する。

(2) 安全衛生大会

 労働災害の防止を目的として、安全事例の紹介等を行うほか、優れた安全衛生活動を表彰することにより、職場での安全衛生活動の定着を図る。

(3) 機関誌「電業経営」の発行

 電気工事に関する経営・技術・安全等の資料や各種調査結果等を広く一般に発信し、業界の発展向上を図る。

(4) ホームページによる情報収集・発信

 協会に対する意見・要望等を情報収集するとともに、協会の活動内容や業界・会員の動向等を発信し、普及啓発を図る。

3.社会貢献事業

協会が地域で活動していくにあたり、法人としての社会的責任を果たすために、社会からの要請に応え各種事業を積極的に行う。

(1) 防災協定

 都内で大規模な震災が発生した場合に、都立学校における電気設備の機能確保及び復旧を図るため、東京都と締結した防災協定に基づき、他団体と連携し震災への対応を迅速かつ円滑に行う。

(2) 高校生ものづくりコンテストへの協賛

 次代の電気設備工事業を担う人材を育成するため、高校生ものづくりコンテスト関東地区予選会に協賛する。

4.講習会事業

電気工事に従事する社員を対象に、職場で必要とされる知識、技能を習得するため、各種講習会を開催する。

(1) 新入社員電設技術・安全教育講習会

 新入社員を対象に、電設技術及び安全衛生に関する教育を行い、職場への早期順応と労働災害の防止等を図る。併せて、大手企業の電気研修施設の見学会を実施し、電気設備に対する理解を深める。

(2) 電気工事士のための講習会

 電気工事の初心者から第一種電気工事士試験受験者、さらには有資格者まで、育成の段階を追ってスキルアップできる講習を年間にわたり実施する。

(3) 現場代理人のための講習会

 施工技術管理、工程管理、労務管理等の多岐にわたる業務全体を的確に捉え、管理できる現場代理人の育成を目指し、新入社員のフォローアップや現場経験3年から5年程度の社員の技術力向上など、段階に応じてスキルアップできる講習を実施する。

(4) 技術講習会

 技術社員を対象に、社会の変化に応じた技術の習得、理解促進を図るため、官公庁又は関連団体の専門講師を招聘し講習会を実施する。

(5) 低圧電気取扱特別教育講習会

 低圧の開閉器操作等の業務に従事する際に必要な特別教育を行い、低圧電気の安全作業知識の習得を図る。

(6) CAD講習会

 電気設備のCAD製図の基礎・中級教育を行い、業界の発展向上に資する人材育成を図る。

5.会員等の交流促進事業

協会事業を円滑に推進するため、ブロック経営者会や会員交流会等を開催するとともに、文化体育活動を通じて会員等の交流を促進する。

(1) 文化体育活動

 海外研修会やレクリエーション活動を通じて会員の相互交流を深めることにより、会員会社及び業界の発展に資する。

(2) ブロック経営者会

 通常会員を10のブロック経営者会に編成し、見学会、講演会等をブロック毎に開催するとともに、ブロック経営者会対抗ゴルフ大会の開催など、会員の交流及び親睦を図る。

(3) 会員交流会

 講演会や演奏会などに併せ懇親会を開催し、会員相互の交流及び懇親を深める。

(4) 新年賀詞交換会

 新年を迎えた慶びを来賓及び会員とともに祝うことにより、業界の一層の発展を図る。

(5) 元赤坂ことぶき会

 会員会社に在職している者又は在職した者等が、協会行事を通じて交流及び親睦を図るとともに、協会の事業運営に協力する。

(6) 関係団体との連携

 協会が一般社団法人として継続して活動していくために、関係団体との連携・交流を強化する。

6.収益事業

(1) 会館管理

 協会が所有する東京電業会館を安全・快適に使用及び賃貸できるよう日常の維持管理を行う。

(2) 保険事業

 協会が団体保険契約を締結することにより、会員各社が低料金で保険加入できるよう、取りまとめを行う。

7.法人会計

(1) 総会

 協会の最高意思決定機関として、定時総会及び臨時総会を開催し、役員改選や定款の変更、決算の承認、事業報告等、重要事項を審議する。

(2) 理事会・常任理事会

 理事会は、総会に付議すべき事項の議決や総会において議決された事項を執行し、常任理事会は、理事会から委任された日常業務の処理をする。