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会長挨拶

会長挨拶

一般社団法人 東京電業協会 会長 西山 勉
会長 門間 俊道
 一般社団法人東京電業協会は、昭和5年5月、世界恐慌に端を発する国内経済の混乱に際し、電気設備工事業者が一致団結してこれを乗り切るため、「東京電気工事請負業組合」(会員数39社)として発足しました。その後、戦時下である昭和15年に「東京電業懇話会」、昭和45年に現在の「東京電業協会」と名称を変更するとともに、平成25年4月には社団法人から一般社団法人へと法人格を変え、一層積極的に活動を行ってまいりました。
 
 以来、会の拡充、活動の充実を図り、現在では会員数は通常会員と賛助会員を合わせて160余社、設立93年に至り、わが国で最も歴史のある電気設備工事業の業界団体として電気工事業及び関連事業の発展に尽力してまいりました。この間、会員の皆様方をはじめ、行政や関連団体、関連業界の皆様方からいただきました温かいご支援、ご協力に、深く感謝を申し上げます。
 さて、3年余りにわたり世界を席巻した新型コロナウイルスに対する脅威もここにきてようやく終息の兆しが見えてまいりました。こうした中、建設業界では、高度成長期に建設された社会インフラのリニューアルや、IoT化などをはじめとする設備投資マインドの向上など、好況感が漂い始めています。
 
 一方、採用環境の悪化と相まって、建設業の将来を担う人材の不足が喫緊の課題となっていることから、「働き方改革」の着実な推進、現場のゼロ災害の実現への取り組みなどと合わせ、引き続き諸課題に対して的確に対応してまいる所存です。
 
 今後とも、会員の皆様と手を携えて様々な困難を克服し、魅力ある協会を目指した事業活動を積極的に進めていきたいと考えておりますので、関係者各位の引き続きのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 
 最後に、皆様の今後の益々のご発展とご健勝を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。